ニベアの青缶で妊娠線を消すことはできるの?

ニベアを使った妊娠線のお手入れって意見が分かれていて、意味があるのかないのか分からないですよね。

ニベアで妊娠線ができなかったなら意味があるのかもしれないし、できた人でも使い方が悪かった。なんて口コミもあったりします。

できたできないの水掛け論なんてもういりません。使えるのか使えないのか結果を紹介します。

妊娠線ケアに使用されるニベアの商品には

ニベアクリーム

【56g/169g/50g】

ニベアソフトスキンケアクリーム

【50g/98g】

ニベアスキンミルク しっとり

【120g/200g】

ニベアスキンミルク さっぱり

【200g】

ニベアスキンミルククリーミィ

【200g】

ニベア プレミアムボディミルク

【200g】

といったラインナップがあります。

他にも保湿意味に優れたものはありますが、香りが強そうだったりもしたのでこの辺りが妊娠線ケアには使いやすいと判断し、これらの商品を使った場合の妊娠線ケア意味について紹介をしていきます。

お肌の保湿に意味的なニベア青缶のクリーム。

通常のニベアクリームなら169gの大缶でも値段が500円前後と素晴らしくコスパのいい商品ですよね。普段のお肌の保湿には十分すぎる保湿意味をもたらすニベア青缶の保湿クリームですが、残念ながら妊娠線ケアに対してはあまり意味が期待できません。

ニベアが妊娠線ケアに向いていない理由は3つ。

肌の表面の保湿しかできない。
肌内部の水分の補給ができない
添加物が含まれている。

ホホバオイルなどを配合して肌の表面に働きかける成分が含まれているものもありますが、ニベアの商品は基本的に保湿をするためだけに使用されるものです。

妊娠線は保湿だけでは予防意味があまり期待できません。そのため、ニベアでの妊娠線ケアはあまり意味はないということになります。

ニベアは表皮の保湿しかできないので妊娠線を消すことはできない

あなたは妊娠線がお肌のどの部分から発生するかご存知ですか?

妊娠線は肌の表面から発生するものではなく、肌の内部(真皮)から発生するものです。


※妊娠線が発生したときの皮膚の構造

と言うことは、妊娠線ケアのためには

真皮に働きかけること
妊娠線が広がらないように表皮の状態を整えること

の2点必要があることは分かりますね。※表皮の保湿も妊娠線ケアに欠かせない要素です。

ニベア青缶などのニベアシリーズの保湿クリームでは表皮の保湿しかできないので、妊娠線の発生箇所である真皮をケアすることができません。また、保湿だけでは表皮の状態を整える意味が薄いので、妊娠線の被害を最小限にとどめることが難しいのです。

さらにはコストを抑えた大量生産の商品には防腐剤香料鉱物油などの添加物を多く使っていることが多く、ニベアも例外ではありません。妊娠中のあなたのお肌は妊娠前と比較にならない程弱っています。そんな弱ったお肌は少しの添加物にも過敏に反応し、肌トラブルを招くことになる可能性もあります。

でも、

 

妊娠線はニベアでしっかり保湿しておけばOKだよ!
私はそれでできなかったもん!



なんてアドバイスをしている先輩ママもいます。

何故先輩ママはニベアで妊娠線ケアができたのでしょう?

先輩ママがニベアで予防できた人がいるのはなぜ?

妊娠線ケアで一番大切なことは保湿。
産婦人科医や助産師も妊娠線ケアは保湿をすれば大丈夫と伝えることがあるので、ニベアでの妊娠線ケアはあながち間違いではありません。

ただ、妊娠線はできやすい人とできにくい人がいる事を忘れてはいけません。

妊娠線ができなかったのは運が良かっただけ

妊婦さんの約50%以上の方ができると言われている妊娠線。妊娠にも様々なケースがあり、妊娠線のできやすい状態などもありますが、妊婦さん全体の統計で2人に1人以上の確率で妊娠線の可能性を抱えていることになります。

ニベアで妊娠線ができなかった先輩ママは体質的に妊娠線ができにくい体質で、ニベアでお肌のトラブルがでなかった恵まれた例なんですね。
ニベアは妊娠線ケアの意味はあまり期待はできませんが、妊娠線ができない人もいるということです。

体質的に妊娠線のできにくい方は、ニベアでしていなくても妊娠線はできません。先輩ママのアドバイスにあるニベアで十分という意見は、妊娠線ができにくい体質だったので妊娠線ができなかっただけ。

ニベア青缶のような保湿クリームで妊娠線ケアをするのは、ハンドクリームやボディクリームで妊娠線ケアしているのと変わりありません。マタニティ専用の妊娠線クリームが存在するのは、専用クリームの方が妊娠線ケアに適しているからです。

ニベアは肌の表面の保湿と給水をしてくれるクリームです。

でも、妊娠線を予防するには肌の奥(真皮)と表面の状態を良くしなければいけません。

真皮は表皮に比べて伸び縮みしにくいので、真皮の状態が良くないとすぐに妊娠線ができてしまいます。

真皮の働きを助ける美容成分を含んだ妊娠線クリームを使ったり、皮膚にも栄養がいきわたるような栄養バランスのとれた食生活を送ることが大切です。

※真皮はコラーゲンやヒアルロン酸などを生成してお肌の弾力を保つ役割があります。真皮に美容成分や栄養を送ることで、伸び縮みしやすい妊娠線のできにくい細胞で真皮を形成することができるのです。

とは言っても食生活で自分のお肌の健康を保つのはとても難しいことです。だからこそニベアではなく美容成分を直接真皮に送れる妊娠線クリームが妊娠線ケアにおすすめなんです。

ニベアで妊娠線を消すことができる?

残念ながらニベアで妊娠線を消すことは期待できません。

妊娠線は時間が経つと勝手に消えていきます。仮にニベアを使って妊娠線が消えたとしても、それはお肌の持っている自然の力で妊娠線が消えたに過ぎません。

ですが、ニベアの保湿で肌の再生する力を手助けすることができる可能性もあります。

妊娠線を消す為には裂けた表皮の回復が絶対条件です。裂けた真皮には今までになかった新しい白い細胞が生まれますが、表皮は今まであった皮膚細胞が再生します。表皮で完全に真皮の白い細胞を隠すことができたときに初めて妊娠線が消えたと言えるのです。

表皮の回復を早めるのに保湿は重要な要素の一つです。ただ、保湿だけをしていてもなかなかお肌は回復しませんので、ここでも妊娠線クリームのようにお肌に直接栄養を送れるようなクリームを使用した方がいいと言えます。

ニベアを使うことも一つの手ではありますが、早い段階で妊娠線を消したいならニベアを使用した方法はおすすめしません。

ニベアのクリームは安いので、値段を気にせずたくさん使う事によって高い保湿が期待できます。ですが、お肌の表面しか保湿ができないニベアでは妊娠線の発生の根源である真皮をケアすることができません。

妊娠線の発生源であり、伸縮性の弱い真皮をカバーしないことには妊娠線ケアを行っているとは言えません。お肌の表面しかカバーできないニベアは妊娠線ケアとしては不完全になってしまいます。

妊娠線の出来にくい体質の方は保湿クリームなどでなくても妊娠線ができることはないかもしれませんが、妊娠線ができやすい体質の方は保湿クリームでは不十分です。

自分の体質は出産を終えてからしか把握することは出来ませんので、妊娠線ができて後悔しないよう、妊娠線ケアはしっかりと行っていきたいですね。

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