妊娠線はいつからできる?妊娠線予防を始めるおすすめの時期

日本人の妊婦さんの8~9割は妊娠線が出来てしまうと言われています。
妊娠線とは赤紫のイナズマ模様がお腹だけではなくおしりや太ももにも現れることで、妊婦さんにとって妊娠線は避けて通れない悩みの1つとなっています。
妊娠線は妊婦さんによって1本から数十本と出来てしまう本数に差があるといいます。
妊娠線が妊娠中のいつ頃出来るのか?また妊娠線を予防するにはどうしたらいいのか気になりますよね。
妊娠線を出来るだけ防ぎたい妊婦さんのために役立つ情報をご紹介致します。

妊娠線ができやすい時期はいつ?

妊娠線が1番できやすい時期は、臨月に入るころから出産のときです。
この時期は妊娠中でもっともお腹がふくらんでいる時期でもあり、出産時にはいきむことで張っているお腹に刺激が加わります。
いままで妊娠線ができなかったこと。
妊娠線クリームが出産直前になくなってしまうこと。
などさまざまな理由もありますが、この時期に妊娠線ができることが多くあります。
しかし、だからといってこの時期だけ妊娠線予防をしていれば良いというわけではありません。
臨月から出産にかけて妊娠線を作らないためには、妊娠線のできないお肌を妊娠中に作ってあげなければいけません。

妊娠線予防を開始する時期

妊娠線予防を開始するのにおすすめな時期は妊娠4ヶ月前後。
妊娠4ヶ月前後になるとつわりがおちつき始めるかな?という時期から妊娠線予防を開始するのが妊娠線をつくらないためにおすすめな時期です。
どうしてそんなに早い時期に予防を開始するの?
と思うかもしれませんが、妊娠中のあなたのお肌は妊娠前と比べて機能が低下しているので、早い段階からお肌の調子を整えて上げないと臨月までに間に合わない可能性がでてきてしまうのです。
妊娠中は通常のターンオーバーよりもお肌の再生が遅くなってしまいます。
それに加え、弱ったお肌を痛めつけるお腹のふくらみが絶えず続いていくと考えたら早目からケアをするのが大切であると気付きますよね。
だからといって妊娠中期・後期から妊娠線予防を開始するのが無駄ということはありません。
妊娠の初期の1ヶ月から3ヶ月は、ホルモンバランスの影響で普段より肌が荒れやすくなります。
かゆみや湿疹などの肌トラブルがなければ、妊娠初期からしっかりと妊娠線クリームで保湿するのもおすすめです。
妊娠初期まではお腹はそれほど目立つこともなく、妊娠線が出来てしまう確率も少ないでしょう。

妊娠中期である4ヶ月から6ヶ月になると、赤ちゃんも成長してきてだんだんお腹が大きくなってきます。
すでにお腹が大きくなってしまった人でも、妊娠線に気付いた時から妊娠線クリームを使って保湿を始めるのもおすすめです。
また、この時期になると悪阻も落ち着いてきて体調が安定してきます。
この時期は食欲が増し体重が増えやすい時期でもありますので体重維持も妊娠線を防ぐ為にはおすすめです。

妊娠後期である7ヶ月以降になると下腹部は思っている以上に負担がかかり、お腹が大きくなっています。
ぱんぱんに張ってきたお腹は、ちょっとした刺激で妊娠線ができてしまう可能性があるので要注意です。
妊娠線クリームなどを使用してしっかり保湿をすること。痒みがでても強くかいたりしないこと。服などを引っ掛けたりしないこと。
に注意をして、できるだけお腹に刺激を与えないようケアをしてあげてください。
妊娠線があっても自分では見づらく確認できなくなるため、気づかないうちに妊娠線が出来てしまうことがあります。

実は、出産前よりも出産後に妊娠線で悩む人が一番多いと言われています。
急激に大きくなったお腹で、断裂した真皮や皮下組織がそのまま残ってしまうのが原因です。
産後すぐは赤や紫の妊娠線が出て、時間が経つにつれてピンク色に変わり最終的には白くなってきます。
また同時に臨月辺りから妊娠線辺りのかゆみで悩まされる人が多いと言われています。
いくらかゆくてもかいてしまうと跡に残りやすくなってしまうので注意してくださいね。
また、妊娠線には乾燥対策となる保湿がなによりも大切なので乾燥が特に気になる冬~春にかけての時期は、4ヶ月よりも早い時期から使い始めるのがおすすめです。
肌を保湿することで皮膚が柔らかくなり妊娠線防止に繋がります。
毎日の継続が大切なので、お得な大容量サイズを購入してしっかりお手入れできるようにしましょうね。
お風呂上りは浸透率も高くなるので習慣化させましょう。
たった数日さぼってしまうだけで妊娠線が出来てしまうこともあるので、こまめにお手入れをするようにしましょう。

妊娠初期から妊娠線予防を始めるメリット

妊娠線を予防するにはいつ頃からお手入れをするべきか悩む人も多いのではないでしょうか。
妊婦さんの中には妊娠線が、初期から出てしまう人もいるので、時期としては妊娠初期の頃からお手入れするのがおすすめです。
妊娠線は体質や体型などによって出来やすい人と出来にくい人がいます。
妊娠初期の頃はまだまだお腹も大きくなりませんし、体調も安定しないので必ずしも毎日クリームをつけたりする必要はありません。
今日は体調がいいなと感じる時に妊娠線予防を行うようにしてくださいね。
妊娠すると今までは気にならなかったのに急に肌の乾燥が気になるようになります。
特に冬は注意が必要です。乾燥しがちなお肌に妊娠初期からしっかりと潤いを与え、お肌の柔軟性を出すためにこまめに保湿をするようにしてくださいね。
妊娠線は一度出来てしまうと治らないので、妊娠初期から予防することで、中期以降も妊娠線が出来にくい良好なお肌の状態を保つように継続して努力することが大切です。

まとめ

妊娠線が発生する時期には個人差があります。
その為、いつから予防をしたほうがいいのかと聞かれれば、気が付いた段階から即座に始めた方がいいと言うことがいえます。
ですが、人によって妊娠初期は肌トラブルや悪阻がひどくなる場合があります。
必ずしも早期の妊娠線予防開始をおすすめすることはできませんが、妊娠線を作らない為にはあなたの体調を見ながら早い段階で保湿を始めることが大切です。
妊娠線予防の為の保湿に使われる商品には様々なタイプが存在しています。
夏のべたつく季節などはオイルや油分の多いべたつくクリームが気持ち悪く感じてしまう可能性も。
もし、体に合ったクリームやオイルが見つかっていないときには、ジェルタイプのものを使うと使用感も軽く夏でも快適に過ごすことが出来るのでおすすめですよ。

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